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お悩み解決 2020/08/26

【ヘアドネーション】に必要な髪の長さや条件、美容院選びや注意事項をさっくりまとめてみました!

当店ではヘアドネーションの賛同サロンではございません。
ですが、ヘアドネーションの依頼を数件いただいています。
最近コロナの影響で髪が伸びているお客様も多く『ヘアドネーション』を考える方も増えた気がします。

少しでも興味が持っている方や実際どんな感じなのか不安な方に読んでいただければ幸いです。

まずヘアドネーションとは?

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小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。(Wikipediaより)

大人ウィッグは需要が高く、企業が沢山製造しているのに対し、子供用のウィッグは需要が低くあまり市場に出回りません。
しかも人工毛(アクリル、ナイロンetc…)と違い、人毛100%のウィッグはお値段がとても高いです。
難病を抱えた子供の治療費に加え、高価なウィッグとなると負担は計り知れません。
子供の成長に合わせて、サイズの違うウィッグへ変えていくことを考えると更に負担が重なりますね。

髪に悩む子供たちに無償でウィッグを提供する団体へ髪を寄付することをヘアドネーションを言います。

誰でもこの活動に参加できますが、寄付できる髪の毛には条件があります。次に条件をまとめていきます。

ヘアドネーションをできる髪の条件

一般的に知られているのが『Japan Hair Donation & Charity』通称JHD&C様の”31㎝以上”の長さでの寄付。

もう一つが株式会社グローウィング様が運営する『つな髪』”15㎝以上”の長さでの寄付の二通りです。

JHD&C様の規定はカラーやブリーチ、パーマ、縮毛矯正をしていても問題ないそうです。

つな髪様の場合はHPを見て頂くと詳しくのっているのですが、基本的にカラー(白髪染めNG)のみOKみたいです。

どちらの団体も引っ張って切れてしまうハイダメージ毛は受け付けていないようですが、そこまでハードなダメージをした毛はそうそうないと思うのであまり気にしなくてもいいと思います!とにかく既定の長さまで伸ばす方が大変なので頑張りましょう!

ヘアドネーションで気を付けること

ヘアドネーションをされる方はまず、賛同しているサロン又は普段通っているサロンに連絡して、ヘアドネーションをしたい意思を伝えてください。
もし協賛していないサロンさんでしたら、ヘアドネーション団体で用意されている規定などを印刷して持っていくとスムーズにいくかもしれません。担当美容師さんも助かるかも!
理解がない上で切ってしまうと、折角がんばって伸ばした髪が寄付できない…。そんな悲しいことにならない為にも念には念を!

ちなみに当店スタッフはヘアドネーション依頼の経験があります。ですが、団体ごとに規定が違う場合がございます。確認のため持参して頂けると助かります。

そして、カットする前にシャンプーやウェット(濡らすだけ)するサロンさんがあると思いますが、寄付する髪は一切濡れていてはいけません。先に寄付する長さ分を切ってもらいましょう!絶対!!!!!!!!!!

髪を切る前に理想の髪型を決めよう!

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ヘアドネーションで髪をバッサリ切るわけですから、大幅なスタイルチェンジになります。

注意してほしい点は、
寄付する長さ分を切り落とした『カットライン』より短いスタイルになるので、事前にヘアスタイルが決まっていないと目標の長さがわかりません。

自分のやりたい髪型がある場合は、最低でも理想の髪型+31cm(15cm)が必要となりますのでお気を付けください。

しっかり入念なカウンセリングで対応いたします。

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当店では、ヘアドネーションを希望されるお客様にはより入念なカウンセリングを行い。
寄付する団体の規定に目を通した上でカットさせていただきます。

切り終えた髪の毛はご本人様の手でお送りいただいてます。

長期間伸ばした髪の毛が寄付できない… そんな悲しい事態を避ける為にも細心の注意をもって施術させていただきますので。
もし気になる方がいましたら是非当店のスタッフまでご相談ください!

電話でのご相談もお待ちしております。

このコラムのライター