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デザイン 2021/05/19

大好評につき第二弾!〜ツイストスパイラルパーマ講座〜【やってみたいけど、、気になってるけど、、そこの貴方☆】是非ご覧ください!

皆さんこんにちは!今年もあっという間に半分過ぎてしまいましたね、いかがお過ごしでしょうか?


6月ということもあり湿気で髪型も決まりず、スタイリストの身としては悩ましい時期に入ってきました。

直毛の方もスタイリングはすぐペシャンコになりますし、くせ毛の方は言わずもがなボリュームやバランス、クセの動きにだいぶ苦戦を強いられていると思います。・・・・・・(._.)



そんなあなたに朗報です!!
直毛の方はつぶれない動きを、くせ毛の方は自在に動かせるカールを作れる!と言うのがパーマという技術、、
その中でも最近流行りのツイストスパイラルパーマ(第二弾記事)のご紹介です。


こちらのパーマはバランスがよく強めにかけても野暮ったくならず、ひと昔前の強すぎおばちゃんパーマ!なーんてことになりにくい新しいカタチのパーマスタイルなんです。


実際、お客様からはスタイリングせずとも無造作でラフなスタイルに仕上がるので、『いつものパーマより更に扱いやすい!』との声が多数!!
トレンドでもあり扱いやすくもある万能パーマなんです。


とはいえ店舗でスタイリストさんはスタイリングをオススメすると思います、、(^^;;
やはり、完成度はそっちの方が高いので、、、(笑)



今回は前回のツイストスパイラルパーマ記事よりもさらに深く知ってもらうために皆様に応用篇ということで更に解説していきたいと思います。


☆(前回の記事と重複する内容もございますが詳しく解説していますので、是非参考までにお読みいただけたら幸いです。)

NOワックスでも決まっちゃう!?ツイスパの不思議

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通常パーマスタイルというのはドライセット(ドライヤーで乾かすこと)とスタイリング(整髪料をつける工程)が重要になってきます。


これは通常のスタイルにも言えることなんですがある程度、前髪や全体のシルエットをドライヤーで整えておかないと、横だけボリュームが出過ぎてしまったりトップが潰れてしまったり、とんでもない形に仕上がったりしてしまいます。
これは日本人特有で頭の形のハチがはっていることであったり、硬毛で癖が付きやすかったりと、仕方のないことではあります。(もちろんそうではない方もいます)


今回、解説するツイスパはツイストパーマ【強いねじりの縦回転】+スパイラルパーマ【ロッドによる縦に落ちる回転】をMIXさせて作るのでランダムな中にも規則性があり、重力に逆らわずロッド(パーマ時に使う円柱型の棒)で作った毛束のカールがその位置にそのまま落ちる、数あるパーマスタイルの中でも無理せず作れる、、結果→→→NOスタイリングで決まりやすい唯一無二のパーマなんです。(個人的見解です)



先ほども言いましたがスタイルを作った、スタイリストさんはスタイリングを薦めてくるとは思うのであしからず(全てのスタイルはスタイリングした方が完成度は高いので)、、、かく言う自分もそうです。(笑)

長めでもマッチする?ツイスパのかけられるMAX は?

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まず、カウンセリングの段階で僕らスタイリストがよく聞かれるのが『どのくらい長さが必要ですか?』『髪の長さ足りますか?』など長さに関しての質問が一番多いです。

この内容については前回と被ってしまうんですが、よく聞かれることなので再度ご説明したいと思います。



最近は周りを刈り上げてしまうスタイルが多いので周りの長さは問いませんが、結論から言いますと、前髪の長さで言えば【短くて眉毛にかかる位】~【長くて真っ直ぐ下して口にかかる】位の長さなら割としっかり、ツイストスパイラル感を出すことができます。


もっと短くても、逆にもっと長くてもかけることは出来ますが、他のパーマの方がかかりが良かったり、ツイストスパイラルのカールがでにくかったりと、さまざま理由があるので、個人的にツイストスパイラルでかけるならこの長さとあえて、限定してしまいました。ご理解くださいm(__)m



髪が長い分には切ったり調整をできるので結構長めの髪にこのパーマをお願いされるパターンも多いです。今、マンバン(ミディアム以上の髪を縛ったスタイル)なども流行っているので、ツイストスパイラルパーマをかけ縛れる長さになるまで、オシャレに髪を伸ばしていくというのも一つのパターンとしてあります。
つまり、長い分にはOK!ってことですね。

※参考画像 短いVar.

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上の参考画像もそこまで短いわけではありませんが、ミディアムスタイルにかけるツイストスパイラルに比べると、割と短めで質感を再現できる長さ設定で作ってあります。個人的にはこのぐらいならツイスパのクシャっとうねる感じやシルエットの形など、一般的にわかりやすい短いツイスパだと思います。



この参考画像よりも細いロッドで(細いロッドほど細かなカールのパーマがかかる)かける場合もありますが、スタイル的に周りを薄くグラデーションが出るまで刈り上げた方(フェードなど)がバランスの良いスタイルに仕上がるのでそちらをお勧めします(個人的見解です)

ツイストスパイラルパーマっていつまでもちますか?

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僕らカウンセリングの段階で2つ目によく聞かれるのが『次はいつパーマをかければいいですか?』です。つまりこのパーマのもち、効果時間が焦点になってきます。この点もかなり多く質問されることなので、このことも軽く前回の記事でも説明したと思うのですが再度、掘り下げてご説明していきたいと思います。


個人的には、スパイラルパーマ自体ダレやすい(カールが弱く出やすい)パーマですのでしっかり目にかけることが多いです。【希望のスタイルやスタイリストさんのやり方によっては緩くかける方もいます】


前回の記事でも紹介しましたが、髪の伸びるスピードや毛量、ダメージ具合やアフターケア、カットの頻度などかなり個人差があり、一概には言えないのが現状です。ザックリと平均すると2、3ヵ月ぐらいだと思います。

時間が経てば経つほど根本の毛が伸びてくるので、ボリュームや動きが潰れやすくなり頭のシルエットが崩れますので、平均的に言いますと、やはり2、3ヵ月ぐらいのスパンでかけられる方が多く、個人的にもその位をオススメさせて頂いております。


体感的にはスタイリングしずらくなってきたら頃合いかなと思います。(先ほどの理由などでバランスが崩れシルエットが決まらなくなるので)


☆僕、個人的としては1月~1月半のペースで来てくださるお客様だと、毎回ではなく2回に1度のペースでこのパーマをかけていただく位でオススメしております。

結局、ツイストスパイラルパーマのスタイリング剤はどれ?

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最近のパーマスタイルはツヤの出るスタイリング剤でウェット系の仕上がりで作られることが多いです。(強めにかけるツイストスパイラルやツイストパーマなどは特に)

どうしてもワックスだけだとパサつきを感じてしまったり、ツヤ感が物足りなかったりしてしまうので、通常のワックスにグリースを混ぜて使われるのが、主流になっています。(髪の長さや仕上がりによってはジェルやムースを使う場合もあります。)
当店ではこちら2つのグリースをオススメしており、ワックスに混ぜて使ったり、こちらを単体で使ったりもします。



左側:ジオ パワーオイル 

数あるグリースの中でもダントツに伸びが良く、サッと短時間で馴染みツヤも申し分ないことから理・美容師さんからも大人気のこちらの商品。オススメです。


右側:プリズナー6 ソフトグリース

伸びや操作性は上記のパワーオイルに劣るものの、上品なツヤの出方と品のある香りは唯一無二で、こちらもまたオススメ商品です。

 

ワックスと混ぜて使う場合のザックリとした比率なんですが、 

☆ワックス:グリース (1:1)‥‥‥ツヤ感MAX、ウェット状態に近いワイルドな仕上がり

☆ワックス:グリース (2:1)‥‥‥しっかりとツヤ感、色気のあるグロッシーな仕上がり

☆ワックス:グリース (4:1)‥‥‥通常のワックスよりもしっかりとした整髪感、ON・OFF問わず使える仕上がり



ここで書いたようにサロンで作るスタイルではグリースに限らず通常のワックスにツヤ感や伸びの良さ、キープ力をサポート剤として混ぜスタイルを作ることが多いです。髪質やスタイル、ジェルやムース、ミルクWAXなどの整髪料によっては、単体で使う方が良いので、そこはスタイリストさんに相談してみてください。

スタイリングポイント①  つむじ周り

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ここからはスタイリング時(整髪料で動かす方向)の注意点をご説明したいと思います。


スタイリング時の毛束の動かし方なんですが、このモデルさんの場合はつむじ周りの毛の流れが左から右に時計周りに流れてますので、つむじ付近は流れに逆らわずその時計周りの通りに流してあげてください。
あまりつむじの動きを無視してスタイリングしてしまうと時間が経った時に不自然に割れてしまいシルエットが崩れてしまいます。



☆ この時に指で引っ張ってワックスをつけないように注意しましょう(特につむじ周りは指で伸ばし過ぎてしまうとドライ時もワックスをつける際もパーマが伸びてしまい、型の悪いスタイルになってしまいます。)



① 指の間で、毛の束の中間に小刻みに振るようにワックスをつけて全体に馴染ませてあげると、自然仕上がります。

② 今度は手ぐしで馴染ませるように(潰してしまわないように)ふんわりと形を作ってください。

☆指先で根本を起こすように調整するのがコツです。

スタイリングポイント②  中間〜アウトライン

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先程の参考画像とは逆に右から反時計周りのつむじの動きをしているモデルなんですが、今度は頭のハチ(中間)〜アウトラインへの流れについてご説明したいと思います。

頭のハチ~アウトラインに関しましては基本的に放射状にその束の落ちる位置に持ってきます。


☆ 頭は丸いので流れに逆らってスタイリングしてしまうと、後で不自然に割れてしまったり、動いた時に歪なシルエットになったりしてしまいます。
なのでやはり、ポイントとしては縦回転系のパーマは特に放射状に作ってください。



①  手全体にしっかりWAXをのばしてもらい(指の間までしっかり)小刻みに振りながら放射状につけてもらうとGOOD!です。
 
 ※(この時しっかりと全体につけてください、スタイリングのよくあるミスは髪全体にワックスがついていないことが多いです。サイドの毛や襟足などつけ残しが多いポイントは意識してつけるようにしましょう。)


②  耳周りや襟足など本当の際だけは手のひらで軽く抑えるように手のひらを振りながらなめしてください。


③  ②までがしっかりしてれば、この時点でほとんど仕上がっています。最後に細かく毛束の中間をつまむように細かなニュアンスを整えれば完璧です。

 ※  (この時に毛束を引っ張りながらWAXをつけてしまうとその束だけ伸びてしまい不自然になりやすいです。ほどほどに、)

スタイリングポイント③  前髪

最後に前髪のスタイリングのご紹介です。


基本的に前髪のスタイリングは最後です。

☆前髪以外の全体につけた後、手に残ったWAXで細かな束を作るように、つまんで作ってください。

このツイストスパイラルパーマがしっかりかかっていれば放射状に手ぐしで全体につけた際に前髪まであらかた動きや流れが出てくれるはずですので、細かく毛束の中間をつまむように仕上げてください。


画像を用いて説明して行きたいところなんですが前髪のスタイリングに関しましてはこれまた奥が深いので今後の記事でまたしっかりとご紹介していきたいと思います。(ここでは紹介しきれないので)すみません、、、、m(__)m


やはり前髪に関しましては十人十色、千差万別です、こだわりや流行もかなり影響するので、、参考画像というよりは、細かなディティールやこだわり(下ろしたい、上げたい、分けたい)など希望を専属のスタイリストさんに是非お伝えしてください。


ここで細かく説明出来ないのが心苦しいのですが、前髪はスタイルを決める上でかなり大事です。
顔にかかる部分でその方の印象に直結しますし、自分自身で見える部分ですので、自他共に一番気になってきます。


ツイストスパイラルの前髪のセットに関しましてもやはり、おろす・パートで分ける・イレギュラーにポンパドール(ヘアピンなどで前髪の真ん中を上げて止めるスタイル)など様々あります。
オーダーのスタイルに応じて色々あるので、この件に関しましてはひとまず専属のスタイリストさんにお任せいたします。(笑)
【今後、必ずこの記事メンズバングの作り方に関しましては書かせていただきます。】


最後に、コロナ禍ではございますが、、m(_ _)m

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こんなご時世ではございますが、今のところ理・美容室においては全国的に規制対象外です。
しかしながら、こまめな消毒や、検温、スタッフ、お客様共にマスクの着用など、最低限のコロナ対策は必須項目になりつつあります。


当店でも消毒や検温は勿論のこと、スタッフのマスク+マウスシールドの着用に加え、お客様にもマスクの着用をお願いしております。夏場になってくると息苦しさもかなり増してくると思いますので、心苦しい所ではありますがもうしばらく、落ち着くまでご辛抱ください。


当店をはじめ、理・美容業界自体皆様、皆様の御来店によって成り立っております。
どんな時でも皆様がカッコよくオシャレに日々明るく生活できるように、情報や技術、商品などを発信して参りますので、ご協力いただけたら幸いです。


この度も長文、お読みいただきありがとうございました。


だいぶ話は逸れてしまいましたが、、、(笑)
今回、気になった方、是非ツイストスパイラルパーマかけてみませんか?!

是非、皆様の御来店をお待ちしております。

COUPON

カット+ハードパーマコース(波打ちパーマやツイストスパイラルパーマなど)

¥11,600 ¥10,440

通常のカットコースに全体の波打ちパーマ、ツイストスパイラルなどのハードパーマをプラスしたコースになります。

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