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お悩み解決 2020/12/31

乾燥肌で悩んでませんか?

コロナ禍により、日常的にマスクをつける生活が続いています。 マスクを毎日着用することにより、乾燥や摩擦により肌の状態が気になるという方もいらっしゃいます。 冬に差し掛かり、ますます乾燥の気になる季節、どのようなケアが必要か紹介していこうと思います!!

1、乾燥はなぜ起こるのか

乾燥肌とは、肌の水分や皮脂が不足することによって潤いがなくなってしまった肌のことです。乾燥肌をそのまま放っておくと肌のバリア機能が低下して紫外線などの外部刺激を受けやすくなり、大きな肌トラブルを招いてしまうことも。
体質や加齢洗いすぎ、空気による乾燥、無理なダイエットなどさまざまです。

今の時期、マスクも一つの原因となります。マスクを着用して話したりすると顔の表情筋が動くことで、接触部分に摩擦を生じて、肌は物理的なダメージを受けます。
この状態が続くと、肌バリア機能が低下して炎症や皮膚炎を発症します。ダメージを受けた皮膚は乾燥し、炎症(かさかさやひりひり)をおこします。

また、一般的な使い捨ての不織布マスクは通気性が良くないので、自身の呼気により常に加温、加湿の状態となり、肌温度が約1℃ほど高くなります。肌温度の上昇は肌バリア機能に重要な皮膚内部の水分を蒸発させて乾燥を引き起こすだけでなく、汗と皮脂の分泌を増やし、これらを栄養源とする雑菌が繁殖してニキビができやすい状態になります。

秋冬は空気が乾燥しており、健常人であっても皮膚に乾燥を生じることが多く、角層に含有される水分量が低下すると易刺激状態となり、そこにマスク着用による刺激が加わると肌荒れしやすくなります。

マスクを外した時などに角質層の水分まで奪われてしまうことから、マスク内の湿度がいくら高くても、肌の保湿のプラスにはなりません。マスク乾燥肌対策は、逆転の発想で「マスク内が蒸れないようにする」ことが大切です。
例えば、不織布マスクの内側にガーゼをはさみ、湿ってきたら交換するといいです。
また、化粧直しと一緒に肌の保湿もし直すことが、乾燥を防ぐことにつながります!

さらに、マスクをしていると肌の雑菌が増えたり肌がこすれたりして、肌荒れを起こしやすくなります。マスクをこまめに取り換えて清潔を保つことが理想ですが、それが難しい場合は、自分の顔に合ったサイズのマスクを使うことを心がけましょう。

大きすぎるマスクは隙間から水分が奪われて肌が乾燥しやすくなったり、逆に小さいと肌がこすれやすくなったりして、サイズが合わないことで肌への負担が増してしまいます。また、家に帰ったらマスクを外して保湿などのケアを行い、負担をかけた肌を十分にいたわることが大切です。

2、肌の保湿について

水分の蒸発を防いで保湿するためには、油分が必要となります。
油分とは我々の体の中から分泌される『皮脂』のことです。

脂性の原因にもなっておりますが、
水分を保持するためには欠かせません。
つまり、保湿とは、良質な油分によって適切な水分の蒸発を防ぎその水分が肌に保持されている状態です。

と言うことは、効果のある保湿をしようと思うと、水分と油分が必要になります。

化粧品は、簡単にいうと水と油でできています。
(そのほかにも界面活性剤、防腐剤、着色料、香料などがあります)
だから、水と油でできた化粧品には保湿効果があります。でも、化粧品といっても保湿効果はピンキリです。
保湿効果が高い化粧品もあれば、保湿効果の低いものもあります。

そこで化粧品を購入するときに知っておいた方がいい事があります!

それは化粧品成分表示の読み方です!

薬用化粧品を除くすべての化粧品には
「全成分表示」か義務付けられています。
容器やパッケージの裏から、その化粧品にどんな成分が配合されているのか読み取る事ができます。

化粧品の成分表示の基本ルール!

1、配合量の多い順にすべて記載する。

2、配合濃度が1%以下の成分は順不同で記載してもよい。

3、着色剤は配合量にかかわらず末尾にまとめて記載してもよい。

4、香料として配合される成分の一つひとつには表示義務がないため、ひとまとめにして香料と記載できる。

5、キャリーオーバー成分は記載しなくてよい

3、化粧品の成分をながめるコツ

1%以下のラインを見極めること、
基本ルール1、2にあるように、全成分表示は1%を超えるものは多い順に、1%以下のものは任意順に記載できます。
つまり、その化粧品の性格を大きく左右する1%のラインを見極めるのが重要です!

見極めポイントは以下のいずれかが最初に出てくるところです!
植物エキス、機能性成分(グリチルリチン酸2Kなどの坑炎症剤、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなど少量で効果のある保湿剤など)、香料や精油

1%の見極めができない場合は、全成分表の1行目から2行目くらいに注目しましょう。そこに書かれている成分は配合量が多くその化粧品の骨組みになります!
この上位に書かれている成分が使用感や肌に合うかあわないかの目安となることが多いので重要ポイントとなります。

正しいスキンケアとは?

最後に、肌の保湿力をはぐくむスキンケアの方法についてご紹介します。

洗顔は優しく
洗顔の目的は、肌についたほこりやメイク汚れ、酸化した皮脂などを落とすことです。しかし、すでに説明したとおり、洗顔のしすぎは肌に必要な保湿成分を失うことにもつながります。
洗顔はまず手の汚れや油分をきちんと落としてから、洗顔料をたっぷり泡立て、泡をクッションにしてやさしく洗いましょう。すすぎは必ずぬるま湯で行い、洗顔料が肌に残らないようすみずみまで洗い流してから、清潔なタオルを肌に押し当てるようにして水気を拭き取ります。

洗顔・入浴後はただちに保湿を行う
洗顔後は肌が乾燥しやすくなっていますので、すみやかに基礎化粧品で保湿ケアを行います。まずは化粧水で肌に水分を補い、肌をやわらかく整えてから、美容液や乳液、クリームなどで保湿成分や油分を補いましょう。
化粧水や乳液は適量を守り、肌のすみずみまで行き渡らせましょう。コットンを使うと顔全体に化粧水をムラなく浸透させることができますが、コットンの繊維で角層を傷つけないよう気をつけましょう。
肌の状態によってはコットンが刺激になることもありますので、清潔な手のひらに取って直接なじませるのもよいでしょう。化粧水や乳液を手の熱で温めてから顔に伸ばしたり、保湿ケアの最後に両手で顔をやさしく包み込んだりすると、化粧品が浸透しやすくなります。

角層をすこやかに保つために保湿・保護成分を補う
角層をすこやかに保つには、角層そのものを育てて、成熟した状態に保つことが必要です。そのためには、角層のうるおいと皮脂のバランスを整えることが大切です。これらの機能に近い働きをする成分を化粧品で補うことにより、肌の保湿をキープすることができます。
保湿成分や、肌バリアの保護成分にはさまざまなものがありますので、自分の肌にあったものを選ぶようにしましょう。

このコラムのライター